ウエスにパーツクリーナーを浸み込ませ、タイヤの裏面とビート部を脱脂します。しっかり脱脂することが重要です。

左が新品のタイヤ。右が脱脂したタイヤ。 (マクハルを塗って確認します。)

ホイールのリムテープとビート部も脱脂します。

バルブの根元のゴム部を脱脂してからマクハルを塗りホイールに装着します。ここに塗ることで、よりエア漏れを防ぐことできます。

ホイールにタイヤを装着してビート部をセンターに落とします。

バルブコアを外し専用シリンジ(ヌキトル)でマクハル120mlを充填します。

バルブコアを付けホイールを一回転させます。ビートからマクハルがにじみ出てきたら、タイヤをつかみピチャピチャとビート部を浸します。全周浸ったことを確認して空気を入れます。(マクハルが飛び散るので注意してください。)

空気を入れてビードを上げたら、ホイールをゆっくり回転させます。マクハルがタイヤの内側にまんべんなく張れるように数回まわします。

側面・ビート部・バルブに石けん水を刷毛塗りして空気漏れを確認します。白く細かい泡が出ているところから空気が漏れています。(タイヤの空気漏れを止めるには1時間以上かかることもあります。)

側面の空気漏れがなくなったことを確認したら、マクハルをヌキトルで全て抜き取ってください。タイヤ内にマクハルを残すとスポンジ状に固まりホイールバランスを悪化させることになります。(抜き取ったマクハルは再利用できます。)

空気をフロアポンプで入れます。(コンプレッサーで空気を入れると水分が多く入ってしまいます。)

完成です。 マクハルを入れた量(120mℓ)と抜き取った量の差が25Cタイヤで16mℓ以内に収まればきれいな膜が張れています。

詳しくは「2023年7月マクハル施工方法」動画▶をご覧ください。