兼松大和選手よりコメントをいただきました。

MAKUHAL を導入してから、まず一番に感じたのは走りの軽さです。
従来の液体シーラントのように「タイヤの中でチャプチャプ感」が残らないので、ホイールのバランスが取りやすく、特に速度を上げたときの加速時のストレスが減り、伸びが良く感じます。
実際、ホイール総重量も軽くなりますので、メリットは大きいと思います。

また、液体シーラントでの運用と比べ、バルブ詰まりの心配がほぼ消えたのも大きいポイントです。
液体シーラントでは、気づかないうちにバルブコアに固まったり、空気が抜けにくくなったりすることがありましたが、MAKUHAL に変えてからはそういったトラブルがありません。パンク修理についてもTUBELESSCUEにてサクッと修理を終えることが出来る点は、メリットだと感じています。
大きい穴やサイドカットについては修繕は無理ですが、それは液体シーラントでも同じことなので、デメリットではないと考えます。
メンテナンスのストレスが減って、気持ち良く使い続けられています。

唯一気になる点を挙げるとすれば、、、
施工にコツが必要で、初めてのときは少し戸惑ったことです。
タイヤとの相性などはホームページやYOUTUBEにて確認できますが、脱脂の有無の確認や余剰液の抜き取りを丁寧にやらないと膜がうまく形成されず、慣れるまでは時間がかかりました。
ただ、一度手順を覚えてしまえば特に問題なく、自分で扱えるようになりました。

あまり言いたくありませんが、レース思考の人は、必ず行った方が良いと思うレベルでメリットがあると思います。(笑)
普段使いの人については、コツを掴めばパンク修理が楽に行えるというメリットがあると思います。
自分自身で施工が難しいと感じるなら、対応ショップに依頼されるのも良いかと思います。
是非、メリットを体感してみてください。